
以前の「肩こり」は肉体を使って働く人に多いトラブルでした。けれど現代においては、少し違ってきています。
病気やケガの自覚という調査に「女性は肩こりが1位」、「男性は肩こりが2位」となっていて、現代病の大きな一つとして挙げられます。
「ああ、肩こりだ・・・でもしょうがないか」とあきらめているあなた!必読です。
ここで肩こりのメカニズムやその解消法についてお伝えします。
目次
肩こりの症状・頭痛をお伴うことも
「あー、肩がこった」。これは肩の周辺の筋肉が縮んで固くなり、緊張しているという状態を指すのです。
そんなあなたも以下でチェックしてみてください。
1、頭が前に出ている姿勢が多い
2、猫背気味で方が前に出ていて、背中が丸まっている
3、骨盤が後ろに出ていているようなスタイル
4、なで肩
5、万歳をしたときに両腕が耳にあたることができない
6、座りっぱなしや立ったままの仕事をしている
7、運動不足
8、ストレスをため込みやすく、イライラしやすい
いかがでしたか?あなたは何個当てあてはまったでしょうか?
「私、1つも当てはまらない!」という方はまれでしょう。
この中の多くが当てはまった方はもちろん、少しでも心当たりがある方は改善に向けて、対処していきましょう。
すでに重症な肩こりを感じている方も改善法は必ずあるのです。そしてほかの疾患から肩こりを引き起こしている可能性もあるので、よく読み、必要であれば医師に相談したほうがいい場合もあります。
肩こり、そのメカニズム
筋肉とはゴムのようなメカニズムでできています。筋肉を使うイコール筋肉が縮むということなんです。
腕で何かを持つとき筋肉は伸びていませんよね?必ず筋肉が「縮んで」いるはずです。
頭というのは人間にとってとても重いものなのです。それが体の一番上にあるわけです。
それを支えているのが「体」ではなく、「肩」だった場合、その肩の筋肉は、いつも緊張状態になっているのです。
「頭」の位置が体の中心にあるのではなく、前にずれていたら、それは肩が頭を「筋肉を緊張させていることで」支えているということになるのです。もちろん肩こりを引き起こいしてしまいます。
そういった姿勢になりやすいのは現代人ならではの事情もあります。では肩こりを原因別に見ていきましょう。
慢性的な肩こり
血流が悪くなったり、筋肉が緊張状態が続く。そんな日常を送る方に多く、また肩こりを訴える方に目立つのがこの慢性的な肩こりです。
姿勢の悪さ、運動不足や、冷えからも引き起こされますし、疲労がたまる、寝不足や、呼吸法、加齢などで引き起こされます。
いまオフィスでお仕事をされている方はもちろん、一般的にパソコンやスマートフォンを長く見ている方も多いと思います。
けれど残念ながらそれが肩こりを引き起こす原因にもなります。
そしてOLさんは頭痛にも悩まされていませんか?頭痛は肩こりからも引き起こされがちなのです。
またパソコンのモニターを1日のうち8時間近く見ていれば目も疲れます。これも肩こりや頭痛の要因となるのです。
パソコンやスマートフォンを見るとき、どうしても前かがみになりやすいですよね。
そうすると、さきにあったように、そのとき頭を支えているのは肩になってしまうのです。
緊張状態が続いた方は縮こまり、固まってしまうのです。
そんなあなたはラベンダー等のリラックス効果のある香りの入浴剤などを入れたバスタブにゆっくりつかりながら、シャワーを肩に浴びせるなどしてもリラックス効果&血流促進効果も得られます。
以前の肉体労働による肩こりとは違い、揉んでその時だけ「すっきり」感を味わうことができても、しばらくたてば元通りの肩こり・・・
ということも多いのです。
そんな場合は以下のようなストレッチやエクササイズも有効です。
もし肩こりも頭痛も感じるという方は、こちらのストレッチやエクササイズをマスターしてくださいね。
肩甲骨はがしストレッチ&インナーマッスルを鍛えるエクササイズ
いまブームに火が付きつつある「肩甲骨はがし」ストレッチです。
このストレッチは1日にたった3分で行えるのに、効果抜群と評判です。
このときの呼吸法も真似してみましょう。
このストレッチインナーマッスルも鍛えてくれます。体の中心で頭を支えるよう、矯正してくれるからですね。
体の芯の筋肉は普段意識していないことが多いため、最初は「きつい」と感じるかもしれません。
ですが、短時間で行え、単純なストレッチです。ぜひ続けてみてください。
また胸をこの動画のように胸を張って頭の重心が中央に来るように意識して、お腹に力を入れるようにやってみて下さい。
かなり上半身が軽くなることに驚くはずです。
インナーマッスルを鍛えると、体の軸が整い、姿勢も呼吸も正されていきます。
そうすることで体の中心の軸で頭を支えることができるようになることから、肩こりも改善されるのです。
このストレッチの前後に行っていただきたいことがあります。
それは両腕を背中に回した時のチェックです。両手が重なりますか?それとも指先だけがかろうじてくっつく感じですか?
もしくは全く両手が離れてしまっている状態ですか?
これをストレッチの前、ストレッチの後両方やってみてください。
するとストレッチ前とストレッチ後の違いに気が付くと思います。
そんなことも目安にして、しかも実感できればストレッチもより楽しくなるかもしれないですね。
インナーマッスルを鍛えるエクササイズ
こちらはインナーマッスルを鍛えるエクササイズです。こちらも短時間・簡単で続けやすいですよね。
インナーマッスルは「体幹」と呼ばれることもご存知の方は多いはず。
ダイエット効果も期待できるといわれていますが、インナーマッスルを鍛えるということは体重を落とすという効果よりも、体のラインを美しく整えてくれる効果を期待したほうがいいでしょう。
姿勢の悪さももちろん改善されますし、インナーマッスルが弱っていた結果、引き起こされていた、
- 「ポッコリお腹」
- 「体の後ろ側に脂肪が付く」
- 「バストが垂れやすい」
- 「ヒップのラインが下がる」
といううれしいおまけもついてくるんです。こんな簡単なエクササイズで肩こりも解消され、そのような美容効果も得ることができるので、ぜひやってみてください!
肩こり解消ヨガ
肩こりにはヨガも効果的です!ゆっくりと深い呼吸を意識しながら、体の部分部分がきちんと伸びているのを感じながら行いましょう。
「気持ちがいい!」と感じる程度で構いません。
また自分が最もリラックスできると感じる音楽をかけながらでもいいですし、アロマを部屋いっぱいに漂わせながらもいいですね。
リラックスして気持ちよく行いましょう。時間がなければ休日のみでも効果はあります。
肩こりに良いグッズ紹介
出典 : Amazon
こちらは「めぐりズム 蒸気の温熱シート」です。
あたたかな蒸気が肩を柔らかくほぐしてれる効果が絶大です。
こちらは「一般医療機器」というものに該当し、快適温度約40℃が5~8時間続き、肌に優しい蒸気が発生しますが、衣服は濡らさないこと、匂いもしないことから外出時にも使えちゃいます。肩こりに期待できる商品です。
枕が肩こりの原因になっているかもしれない!!
普段使っている枕は自分に合っていますか?
固すぎたり、柔らかすぎたり、低すぎたり、高すぎたりなどひどい枕を使用していると肩こりを悪化させてしまっています。
きちんとした自分に合う枕を選ぶようにしましょう!!
褐色脂肪細胞をうまく利用して
また褐色脂肪細胞という脂肪をご存知ですか?
「脂肪」というと「太る」という風に考えがちですが、褐色脂肪細胞は、エネルギーを消費してくれるのです。
その褐色脂肪細胞は肩甲骨に集中してあるため、そこを刺激するストレッチやエクササイズは美しいスタイルをキープするためにぜひ毎日行いたいものなのです。
注意!絶対にやってはいけないことはコレ!
夜、寝る前のひととき、ベッドの上でうつぶせになり漫画や雑誌を読む方も多いでしょう。
確かに1日の疲れをとる、リラックスした時間ですし、ストレス解消にも効果的かもしれません。
ですが、「姿勢」を意識する亜場合、そのような姿勢はあまりおすすめできないのです。
またいつも同じほうの腕にバッグを持つという癖もあるあるです。
またそれも姿勢にとってはマイナスの影響を及ぼします。
体の重心がずれる。
これが肩こりの原因となるとご紹介した通り、そのような姿勢・動きをとる癖は体の重心で頭を支えるということに適さない姿勢・動きなのです。
そしてまた長時間の運転も問題です。というのも運転中はどうしても前かがみになり、その姿勢が長時間キープされてしまうからです。
長時間運転をする仕事、または休日などにドライブで長時間運転という方も注意が必要です。
というのも運転中は前かがみになった姿勢を長時間とりやすくなってしまうからです。
におすすめなのは時間を見つけて休憩し、外の空気の中、深く呼吸をしながら、ストレッチをすることです。
そのようなちょっとした工夫からも、姿勢を正して肩こりを改善するポイントになりうるのです。
この肩こりは疾患?病院への勧め
歯のかみ合わせが悪く、寝ている間に歯ぎしりをする、虫歯のため偏った歯ばかりで食事をしている、そんな方にも肩こりは起きやすいのです。
またただの慢性的な肩こりだろうと思っていた方が、大きな病気を抱えている場合もあるのです。
それを見分ける方法は、ストレッチやエクササイズ、入浴、また整体でマッサージを受けたにもかかわらず、肩こりがまったく改善されないということに思い当たるのか、ということです。
そして肩こり以外にもこんな症状はありませんか?
1、それほど動いたわけでもないのに、強い疲労感を感じる
2、胸が重い
3、動悸がしやすい
4、発熱
5、指の関節の変形
6、食事を通常通りに摂っていても体重が落ちる
7、頭痛や吐き気を伴う
8、めまいがする
9、手がしびれる
10、体がマヒしたような感じがある
11、片側にこり、痛みが集中している
これらの症状の1部は確かに慢性的な肩こりにもみられる症状ではありますが、「ドキッ」とされた方は早急に病院に行くべきです。
これらに当てはまる肩こりの場合、心臓病、肝臓障害、胃腸障害、そして肺の病気である可能性があるからです。なるべく早く受診し、検査を受けて原因を特定しましょう。
ストレスなど心因性肩こり
肩こりでお悩みのあなた。ストレスをため込みがち、イライラしやすくはないですか?
別名ストレス性肩こりとも呼ばれるものです。
最もいい解決法はそのストレスの原因を取り除く、といったことですが、なかなかそううまくはいきませんよね。
仕事先でも、学校でも、家庭でもなにかとストレスの原因はあるもの。特に人間関係に悩む方や、家庭で介護を行っている方には切っても切り離せないのが、このストレス性肩こりです。
またそのストレスに気が付いていても会社を辞めるという決断ができない、介護をやめることができないなど、環境を変えることが難しいため、長期化してしまいやすいのです。
もちろん上記のようなストレッチやエクササイズ、ヨガも有効ですし、グッズを使うことも方法ですが、それだけで解消できる肩こりではない場合もあります。
また自覚はなくてもうつなどの精神的な疾患が隠れている場合もあるのです。
何をやっても肩こりが治らない、それにともなって、偏頭痛も治らない・・・といった場合、心療内科などに行ってみてもいいかもしれません。
神経性の肩こり
この原因の肩こりは、「生まれつき」ということが多いのです。
神経が興奮しやすい方に多くみられます。具体的な特徴をあげると
- まぶしい光が苦手
- 人混みが嫌い
- 乗り物酔いが激しい
- 香水の匂いなどを嫌う
- 生理中のイライラが一般的な女性より強い
- 小学生のころから肩こりに悩まされてきた
という特徴を持つ方に多いのです。
このような体質は日本人女性なら14%、男性なら5パーセントの方が持っている体質です。
またその体質による肩こりに悩む方の多くが、偏頭痛を持っているケースも多いのです。
そのような改善策としては?
- サングラスをかける
- ほこりが多い場所を避ける
- 規則正しい生活を送る
- たばこやお酒を避ける
- 長風呂はしないようにする
- 激し運動はしない
などを心がけましょう。
ペインクリニック
ストレス性肩こりも神経性の肩こりも、積極的にマッサージを受けたり、整体に通うなどするのも効果は期待できますが、
「ストレスの要因を取り除くことが出ない」
「そういう体質だ」
ということが要因となるので、根本的な解決は難しく、マッサージや整体も一時しのぎになってしまいがちです。
そんなときは対処療法を受けるのが1番楽な肩こり解消法となることもあり得ます。
そのような肩こり、痛みまで伴うような肩こりを「即効」で、解決してくれるのは「ペインクリニック」などで、ブロック注射、点滴、内服療法、理学療法、心理療法などを受けてみてはいかがでしょうか。
劇的な改善も見込めますよ。
骨格の変化 ―マッサージ・整体―
このタイプの肩こりは主に加齢によるものが大きいのです。
頚椎症や椎間板ヘルニアも加齢によって罹るリスクが高まります。
ほかにも、むち打ち症、ストレートネックなどもあげられます。また五十肩もそうでしょう。
これらは暇を見つけてなるべくマッサージを受けたり、整体で骨格を整えてもらう、またブロック注射なども有効です。
さらにさきにあげたストレッチ、エクササイズ、ヨガや、グッズの利用も効果が期待できるのです。
加齢によって骨格に変化が生じるのは仕方がないことだとしても、それに対抗するような対策を打っていくのも大事です。
肩こりの治療法あれこれ
急激な痛みがともなったら
肩こりが続き「痛い!」とまで症状が進んだり、偏頭痛、吐き気などを伴うようになった場合、適切なケアをすぐにでも行ったほうがいいでしょう。
肩こりによる刺激からブラギジニンやヒスタミン、そういった発痛物質が働きます。
それにより引き起こされるプロスタグランジンが炎症を起こしたり、シナプスまでに作用することから、痛みは増強されてしまうのです。
痛みから筋肉も緊張してしまい、また硬くなり、それがまた筋肉が硬くなり・・・という悪循環のループに落ち込んでしまいます。
そのようなことから、クリニックを選択するのもまたアリなのです。緊急の場合にはシップなどで対処してもいいでしょう。
マッサージ
主に肩こりのマッサージはこのように行われます。
このようなマッサージを受けると一回の施術でも、肩が軽くなることに驚く方も多いのです。
こり固まり、縮こまった筋肉をマッサージは柔らかくしてくれ、血流も促進されます。
またマッサージ自体が「気持ちがいい!」と感じられますから、リラクゼーション効果も高いので、ストレス解消法として利用してもいいですね
整体・整形外科
整体、整形外科を受診するとまず詳しい検査から始まります。
整形外科は病院です。そのため様々な検査を受けることができます。
医療機関での画像検査(レントゲン・CT・MRI・エコーなど)が代表的です。
そのように体を隅々まで検査し、それに合った施術が行われるのが整形外科です。
もちろんマッサージも受けることができますし、電気を当てて血流を促したり、骨格の矯正なども行われます。
マッサージでもリラクゼーションを得られますし、電気は幹部がポカポカするのでまた気持ちよく、骨格が矯正されればなおさら肩こりにも効果的でしょう。
そのほかにも・・・
整骨、接骨、鍼灸、骨盤矯正、カイロプラクティック、ほぐしなどもあり、多彩です。
現在多くのそういったクリニックが乱立し、安価に施術を受けることができるくところも多いのです。
慢性的な肩こりにもクリニックを利用
けれど慢性的な肩こりであればセルフケアも可能です。
さきにあげたようにストレッチやエクササイズ、ヨガを行うことで徐々に効果が出てくることでしょう。
けれど肩こりは本当につらいもの。「痛み」を伴うような肩こりまで発展してしまったら、このような病院や、クリニックで施術を受けるのも手段です。
自分に合ったクリニックを探し、仕事帰りにちょっと寄ってみて、その日の疲れ、コリを取り除くのもいいかもしれないですね。
そのほかにもセルフケアなら
温める
入浴が最も効果的です。
神経性の肩こり以外の方でしたら、半身浴をしながら、肩のマッサージをおこなうこともおすすめです。
というのも入浴中は血流がよくなり、こって縮こまった肩の筋肉をほぐしてくれるからです。
温める→血流アップ→筋肉がほぐれるというメカニズムです。
また同じメカニズムを応用して、レンジでチンしたホットタオルを肩にのせてあげるのもいい方法です。すると肩こりが少しやわらぐことを感じるはずです。同様に、冬場でも夏場でも「冷え」は禁物です。
冬場であったら靴下を履き、首元も冷やさないよう工夫しましょう。ストールをまくのもいいかもしれないですね。
そして夏場だからといって油断は禁物なのです。冷房の「冷え」にも用心しましょう。冷え性の方ならなおさらです。
冷えは肩こりの大敵です。
もし「今日、なんだか冷えたな」と感じた場合、ストレッチやエクササイズ、ヨガも取り入れ、ゆっくりとした入浴をすることもおすすめです。
さきにご紹介した「めぐりズム 蒸気の温熱シート」を利用するのも効果が期待できます。
こういったメニューも肩こり改善へ
出典 : http://www.kazumanishihata.com/
オニオンスープ
玉ねぎをスライスし、コンソメとトマトホールやケチャップを使ってミネストローネ風にしたスープがおすすめです。
体も温まり、血流をよくしてくれます。血行改善に期待できるタンパク質やビタミンが豊富な食生活を心がけてください。
オニオンスープにブロックベーコンや、セロリ、人参、カブなどを入れて食べると、効果的かつおいしいスープになります。
生活面からも食生活からも肩こりにアプローチです。
薬でアプローチ
薬で肩こり撲滅
肩こりに対する薬はいまDSなどでも多数売られていますよね。
買いに行ったものの迷ってしまう・・・そんな方もいらっしゃるはず。
そんなときは自分の肩こりの症状と「どうしたいか」を明確に薬剤師さんに説明しましょう。
肩こりに対する薬は様々あります。肩こりにどのようにアプローチするかによって薬選びも変わってくるのです。
肩こり解消に効果的な市販薬
飲み薬
筋弛緩や筋肉の緊張をゆるめる作用がある薬。
緊張し縮まった硬い筋肉を内側からゆるめ、肩こりを改善する効果が期待できる薬です。
比較的新しいタイプの薬で、今まで市販薬を試しても、効果を感じなかったという方も1度使ってみてはどうでしょうか。
代表的な薬はコリホグスやドキシン錠です。
血行を促進させる作用のあるビタミンBが多く含まれる薬
オフィスで長時間働く方におすすめしたいのがこのタイプです。
同じ姿勢でいる、長時間のデスクワーク、冬場の冷えがつらい、夏場の冷房もつらい、目も疲れる・・・
それは血流が滞り、筋肉が縮こまっていることからの肩こりなのです。
そういった症状や原因に対応してくれるのがこのお薬のタイプ。
筋力の低下によるエネルギー代謝のダウンや末梢神経の圧迫、損傷を引き起こしている肩こりにも効果を期待できる薬です。
これらの薬には主に、ビタミンB群、葉酸、ガンマ‐オリゾナールが含まれています。
代表的な薬としては
- キューピーコーワ iプラス(コーワ)
- アリナミンEXプラス(タケダ)
- アクテージSN錠(タケダ)
- ナボリンS(エーザイ)
- ユンケルB12アクティブα(サトウ製薬)
などになります。
鎮痛剤
肩こりがひどく、痛みを伴い「今すぐに楽になりたい!」という時の薬です。
仕事にも学校にも家事にも支障をきたすような、そんな際に飲んでいただきたい薬です。
もちろん、痛みが治まったら、今までご紹介してきたような肩こりへのアプローチも行ってください。
原因を取り除かない限り、一時痛みが治まったとしても、肩こりそのものは治っておらず、また痛みを感じる恐れは大いにあります。
つまり肩こりの「痛み止め」、「頓服」と考えてください。
- ロキソニンS錠(第一三共ヘルスケア)
- イブクイック頭痛薬DX(エスエス製薬)
- バファリンA(ライオン)
などが代表的です。
漢方
漢方は古くから効き目があると使われてきた薬です。
いまはさらに進歩し、様々な漢方が市販されています。中国と日本では伝統的と言っていい薬です。
漢方は体質改善にも効果を期待できることから根強い人気を誇ります。
その上、「即効性がある」とされる漢方もあります。
自分の肩こりの症状を見つめ、適切な漢方を選ぶのも肩こり改善への道となるでしょう。
代表的な肩こりに対する市販されている漢方は、
- 葛根湯(かっこんとう・ツムラ)
- 当帰芍薬散料(とうきしゃくやくさんりょう・ツムラ)
- 桂枝茯苓丸料(けいしぶくりょうがんりょう・ツムラ)
- 大柴胡湯(だいさいことう・ツムラ)
- ストレージ タイプZK(タケダ)
などです。
湿布
これは肩こりによく用いられ、代表的な薬と言えますが、注意していただきたい点があります。
慢性的な肩こりに悩まされている場合は血流促進も含めあたたかく感じる温湿布が効果的です。
けれど急性の痛みや、熱を持っているほどの痛みの場合、炎症を起こしている可能性が大なので、そんなときは冷湿布を使いましょう。
また肌が敏感な方には向かないとはいえ、飲み薬のデメリット、胃を荒らしたり、眠くなるなどがないのがうれしいところです。
自分で判断が難しい場合は薬剤師さんに症状を説明し、あなたに合った湿布を案内してもらいましょう。
代表的なシップです。ロイヒつぼ膏(ニチバン)、フェイタス5.0 温感(久光製薬)、ボルタレンEXテープ(ノバルティス)
塗り薬
一家に1つはあるのではないでしょうか。
「なんか、こったなあ」と感じたときに手軽に使用できるのがいいですよね。
そして副作用の心配はほとんどありません。ですが肌にトラブルがあるときは注意してくださいね。
代表的な塗り薬は、
- 塗るズッキノン軟膏(小林製薬)
- ニューアンメルツヨコヨコA(小林製薬)
- ハリックス ホグリラ(ライオン)
- ゼノール チックE(大鵬薬品)
- ボルタレン EXゲル(ノバルティス)
などです。
そのほかの市販薬
そのほかにも磁気を利用したピップエレキバン130や、昔からファンが多いお灸、せんねん灸 伊吹なども人気です。
―市販薬より効果大?病院で処方される薬とは?―
筋肉の弛緩
病院で処方される薬は筋肉の弛緩を目的としたタイプの薬が多いです。
神経からくる筋肉の緊張を緩めてくれます。そのように筋肉の緊張をさせる、神経をしずめてくれる薬もあります。
代表的な病院で処方される薬肩こりの薬は
- ミオナール、エベルなど(エペリゾン塩酸塩)
- アロフト錠など(アクロファロン)
- テルネリン錠
- テルネリン顆粒
- ギボンズ錠など(チザニジン塩酸塩)
などが代表的です。
痛み止めを処方される場合もあります。
それらはロキソニンなどやボルタレンが多いでしょう。
ビタミン系
さきに市販薬であげたビタミンが含まれる薬です。
ビタミンBやEが含まれている薬が多いのです。
代表的にはメチコバール錠、メチコバール細粒など(メコバラミン)です。
抗不安剤
肩こりが心因性のタイプのものもあるとお伝えしました。
そのようなときに用いられる薬です。
主に、心療内科やメンタルクリニックなどで処方されることが多いのですが、一般の内科でも処方されることもあります。
また深い眠りにつけないと、肩こりも悪化することから、より深い眠りへと導いてくれる薬でもあります。
主治医の指示に従った飲み方をしましょう。
それらに代表的な薬は
- トーワ
- エチカーム
- デパス(エチゾラム)コンスタン
- ソラナックス(アルプラゾラム)メイラックス錠
- メイラックス細粒(ロフラゼプ酸エチル)リーゼ錠
- リーゼ顆粒(クロチアゼパム)
です。
いずれも正しく服用すればリラックス効果や、熟睡などが得られ徐々に肩こりに対して効果を発揮してくれるはずです。
サプリで体質改善
サプリを利用するのも賢い方法です。
けれどどんなサプリを選べばいいのか・・・と考えてしまう方も多いはず。
サプリは長く続けてこその効果が期待されるものなので、
- 続けやすい価格
- 口コミの評判もいい
- 試してみて実際に効果を感じることができる
そのようなポイントから選べば間違いないでしょう。
いま注目されているサプリとは?
肩こりの改善はもちろん、毎日スッキリと、フットワークも軽く、気分よく生活したいのは誰しもでしょう。
そこでそれをかなえてくれるサプリをご紹介します。
―三黒の美酢―
黒酢とニンニクのサプリメントです。
そのサプリがなぜいいのか?肩こりにも効果があるのか?
一点ずつじっくりと見ていきましょう。
1、まず黒酢って?
黒酢に多く含まれる成分は体内で作ることのできないものが多いのです。
例えば必須アミノ酸、酢酸、ビタミンB群、ミネラルが豊富に含まれています。ビタミンB群は肩こりにとても効果的だということはさきにご案内しました。
そしてそれらが毎日のコンディションをあげてくれるのです。
2、ニンニクは?
昔から「健康でありたい」と願う方は積極的に摂っていたのはニンニクであることはよく知られていますよね。ニンニクに含まれる成分アリシン、ビタミンB1、タンパク質が豊富に含まれていて、私たちを元気にさせてくれるのです。今までのお話から、このニンニクも「肩こりによさそう!」と思った勘のいい方もいるかもしれませんね。
3、伝統とこだわり
このサプリに含まれる黒酢は200年の歴史をもつ、「坂本醸造」で作られており、熟練された職人さん方が、1年という長い時間をかけて醸造しています。
ニンニクにもこだわりがあり、名シェフが指名買いするという高い人気の「福地ホワイト六片」なのです。粒が大きい、甘い、肉質がギュッと詰まっていることが特徴のニンニクです。
4、飲みやすい
にんにくと聞くと「匂いが気になる・・・」という方もいらっしゃると思います。けれどこの三黒の美酢はソフトカプセル状。
匂いが気にならない加工がされています。
また酢が多く含まれていますが、酸っぱさもありません。とても飲みやすい形状です。
5、簡単に続けやすい
やっぱり続けるには「簡単さ」、「手軽さ」が求められますよね。そこも安心なんです。
というのも三国の美酢は1日に2粒でOK。そこも魅力に感じちゃいますよね。
6、ではその効果は?
もっとも大きい効果は「元気、」「前向きでいられる」そんな効果があるとの感想が多いのです。
またサラリーマンや、日ごろ脂肪分の多い食事が多い、お酒を飲む機会が多い、たばこを吸う、などの方に見られる血液の「ドロドロ」が「サラサラ」に変化することを実感されている方も多いようです。
疲れやすい、夕方になると「疲れた?」と聞かれてしまうような「お疲れ顔」対策にもいいですし、朝なかなか起きることができない、なんとなく体調不良、なんとなく慢性的に肩こりと頭痛がある、そんな方にも適したサプリと言えるでしょう。
高血圧、コレステロール値が高い、中性脂肪も増えた、そんな方にもピッタリなサプリです。
これらは動脈硬化が心配される症状です。そのシグナルともいえるのです。
7、体質改善
さきにあげた血液が「サラサラに」も体質改善と言えるでしょう。また食生活面が乱れがち、遅くに夕食を食べるなど、そういった生活習慣の方は、このサプリで体質を改善されることも。
肩こりを解消するうえ体質改善まで行えるので、慢性疲労に悩まされている方にもおすすめです。
三国の美酢は利用する方によってさまざまな効果・もちろん肩こりにも
- 健康的な体を維持したい
- 肩こり、疲労回復
- 血圧、中性脂肪、コレステロール対策として
- ダイエット
- 美肌を作る体質へ改善
つまりいつでも疲労がたまっていると感じる現代人、男女問わずに効果が期待でき、なおかつ体質改善までも期待できるサプリなのです。
忙しい私たちは「毎日完璧な食生活ができる」という方はまれでしょう。
そんな乱れた食生活を送る中でぜひ摂りたいサプリが三黒の美酢なのです。
また新陳代謝を促す「レシチンも」配合されているので、体重維持や、美肌にも効果的なのです。
また口コミなどにダイエット効果があったともあります。
ダイエットが成功してもそのスタイル維持と健康的な生活のために、摂取を続ける方も多いようです。
いつも感じている疲れ、朝すっきりと動けない・・・そんな方にもおすすめのサプリである理由は以下に説明しますね。
三黒の美酢サプリメントの飲み方
夜、寝る30分前に2粒飲む。それだけなんです。
次の朝の効果
翌朝はこんな効果に驚かされるでしょう。
朝、目覚ましがなる前に爽快に起きることができる。
そしてあわただしい朝もエネルギッシュに動ける。こんな効果を感じてみたくはないですか?
それらが実現できるのは体がエネルギッシュに活動したいときに欲しがる三国の美酢に、必須アミノ酸、ビタミンB群、アリシンが働くからなのです!
ダイエット効果も
この三国の美酢でダイエットに成功した方も大勢いらっしゃるようです。
けれどダイエットが成功した後も、三国の美酢を飲み続け、スタイルキープをしている方も多いのです。
私たちの体を日々刻々と変わっていくのです。それがマイナスの方向へのほうに変わってしまってはどんな健康法も無意味になってしまいます。
日々変わっていく体を「良い方向、より健康に」と導いてくれるのが、三国の美酢です。体質まで変えてくれるからこそからなのです。
健康的な体とは?
それは病気をせず、体内環境が整い、適正な体重をキープでき、さらに「エネルギッシュに」動くことができる体です。
「でも、そんな体を手に入れるのはお金だってかかるんでしょう?」といま思ったあなた。
以下に費用をお伝えします。元気、健康的な体、栄養も摂取、そんなことをかなえてくれるサプリは・・・。
コストパフォーマンスは?
なんと1,600円なんです!いいえ、間違ったお伝えかもしれません。
定期コースなら1,440円なのです。これは60粒入りです。
そしてさらにまとめて買うなら、お徳用サイズも用意され、180粒が4,050円なのです!
ストレスが招く、肩こりもあるとお伝えしました。
けれどこのサプリを飲むことで、健康な体へ体質改善され、疲れを感じずに毎日を過ごせたら、もしかしたら精神的なストレスや悩みも軽減され、肩こりも治る効果だって期待できるのです。
簡単肩こり解消法―まとめ―
いかがでしたか?慢性的な肩こりなら十分にセルフケアでも克服できます。
確かに医師にかからないと改善されない肩こりもあります。そういった方でも慢性的な肩こりに適した生活習慣や、軽い運動などもサポートしてくれるのです。どんな肩こりのタイプの方もぜひ取り入れてくださいね!
- 肩こりの症状とメカニズム
- 肩こりのタイプ別解消法
- 疾患ならば医師に相談
- マッサージや整体の利用も
- 薬を利用しても
- 生活習慣や食生活、プラス軽い運動も取り入れて
- 明るい毎日を目指してサプリの利用も
詳しく読んでいただけたのならば、もうあなたに適した肩こりの解消法は見つかっていますよね。
そんな対処法、生活習慣を身に着けたうえで、それにプラスしてサプリも取り入れたなら、元気で明るい毎日、そして良質な睡眠をとることができるはずです。
肩こりをやっつけてパワフルな毎日を送りましょう!!