歯磨きだけではダメ⁉今日からできる効果的な虫歯予防方法をご紹介

虫歯予防 画像

虫歯で歯が痛くなると、一日中ズキズキとその痛みに悩まされて、本当につらいですよね。

家族や友達と過ごしていても痛さで頭がボーッとして、楽しさも半減してしまいます。

しかも何より怖いのはやっぱり「歯医者さん」!

あのキュイーンという歯を削る機械の音を聞くだけで、怖くて震え上がってしまいます(笑)毎回歯医者さんに行くたびに「もう虫歯なんか作らないぞ!」と誓うのですが、痛みが消えるとそんな誓いはどこへやら…。

そして再発して歯医者さんへまた駆け込む、なんてことを私はここ数年繰り返しています(汗)

毎日頑張って歯磨きをしてるつもりなんですけどね…。

実は私のように「歯磨きはしてるのに虫歯になってしまう」という人、結構多いらしいんです。

その原因は「虫歯予防がしっかりできていない」ということらしいのです!

「え?歯磨きだけじゃダメなの?」

と思ったそこのあなた、そうなんです。

実は虫歯を予防するためには歯磨きだけではなく、日頃からの口腔ケアを同時進行で行うことが大事なんだそうです!

じゃあ具体的にどうすればいいのか、気になりますよね~!

そこで今回は、今「虫歯予防」として大変注目されている口腔ケアの方法やアイテムなどを幅広くご紹介したいと思います。

しっかりと学んで虫歯をガッチリ予防しましょうね!

虫歯予防の基礎知識①「虫歯なりやすい年齢とは?」

女性 はてな

人は一生のうち、何度も虫歯になりやすい年齢があります。

虫歯を予防する上で、何歳までになりやすいなどその年齢を知っていれば対策もしやすくなりますよね。

さっそくご紹介しましょう。

①乳歯が生え始める「1~2才」

乳歯が生え始める「1~2才」が最初の虫歯になりやすい時期です。

赤ちゃんは生後6~9か月頃から歯が生え始めますが、この時期の乳幼児の歯はまだ酸に弱く、虫歯になりやすいのです。

②永久歯が生え始める「6~8才」

次に虫歯ができやすい時期は永久歯が生え始める「6~8才」です。いわゆる「大人の歯」に生え変わる時期ですね。

そういえば私もこの頃虫歯だらけでした(笑)やはり、生えたばかりの永久歯も酸に弱いのです。

また「6~8才」の幼児や小学生は歯磨きの仕方も未熟な場合が多く、虫歯になりやすいと言えます。

③生活環境の変化が多い「思春期」

思春期は進学などにより、友人との交際やクラブ活動、受験勉強など生活環境が大きく変化します。

それにより生活習慣、とくに食習慣が乱れ虫歯になりやすい状態になります。

またこの時期になると一人でコンビニでジュースやお菓子を買うなどして間食も多くなります。これにより虫歯ができやすくなるのです。

④唾液の量が減る「妊娠中」、育児で忙しい「産後」

女性は妊娠するとホルモンバランスの変化から唾液の量が減り、口の中が粘りやすくなります。

唾液が減ると虫歯菌の活動が活発になり、虫歯ができやすくなるのです。

またつわりのひどい妊婦さんは歯ブラシを口の中に入れることさえ難しく、そのため歯みがきがしっかりできずに虫歯になってしまうこともあります。

出産後に治療しようと思っても、赤ちゃんの育児で毎日忙しい中、歯の治療に通うのはなかなか難しく、ついつい後回しにしてしまい、さらに虫歯が進行してしまうことも。

女性は妊娠や出産の時期が、非常に虫歯になりやすい時期と言えます。

⑤歯茎が下がり始める「高齢期」

人間は年を取るとだんだんと歯茎が下がり始め、歯垢がたまりやすい歯の付け根の部分が露出され、虫歯になりやすくなります。

また噛む力も弱くなるため、唾液が出にくくなり、これにより虫歯菌が繁殖しやすくなって虫歯になりやすくなるのです。

虫歯予防の基礎知識②「虫歯になりやすい食べ物とは?」

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それでは虫歯になりやすい食べ物は何なのでしょう?

やっぱり「砂糖がたっぷり含まれたお菓子」ですよね。

でも疲れた時や休憩時間などに食べる甘~いおやつ、とってもおいしいんですよね~。

では代表的なものをご紹介します。

①飴(キャンディ)

飴(キャンディ)には砂糖が多く含まれており、口の中に入れている時間も長いですね。

虫歯を作り出すミュータンス菌の栄養源は砂糖ですので、ずっと飴を口の中でなめ続けていると、虫歯がとてもできやすくなる環境になってしまうのです。

ダラダラとなめ続けることは絶対にやめましょうね。

②チョコレート

チョコレートも飴と同じく、ミュータンス菌が大好物の砂糖がたっぷり含まれています。

食べ過ぎたり、食後に歯磨きをしないと口の中が酸でいっぱいになり、歯に穴が開いてしまうことも…。

虫歯予防の基礎知識③「虫歯になりやすい飲み物とは?」

コーラ 写真

虫歯になりやすいのは食べ物だけではありません。飲み物だってたくさんあります。

しかもおいしくて、毎日でも飲みたいものばかり(笑)…。さっそくご紹介しましょう。

①ジュース・缶コーヒー

ジュースと缶コーヒーについては、みなさんよくご存じですよね。

ジュース、特に砂糖たっぷりの炭酸ジュースは、虫歯菌の栄養源である「砂糖」だけでなく、歯の表面のエナメル質を溶かしてしまう「酸」が入っていますから、飲み過ぎると一気に虫歯だらけになってしまうことも。

例えば「コカ・コーラ」1本(500ml)には約27gの砂糖が含まれています。

これはスティックシュガー約13本分です。

また缶コーヒーの「ジョージアエメラルドマウンテンブレンド」1本(190g)には約10g、これはスティックシュガー約2.7本分に相当します。世界保健機構(WHO)は1日の砂糖の摂取量は25gまでに抑えるべきと提唱していますが、ジュース・缶コーヒーを日に何本も飲んでいると、簡単に一日の摂取量を超えてしまいます。

これでは虫歯が増えるばかりか、肥満や糖尿病など体全体にも悪影響及ぼしかねません。

②ビール

実はビールも虫歯の大きな原因になります。

先ほども言いましたが、虫歯の原因は糖分だけでなく、「酸」も大きく関係しています。

歯の表面はエナメル質であり、酸に弱い性質を持ちます。特にP.H5.5以下の強い酸になると溶け始めるそうです(P.Hは1~13まであり、酸性が1~6、中性が7、アルカリ性が8~13になります)。

ビールはP.H4.6のとても強い酸ですから、もしビールを大量に飲んで歯磨きもせずそのまま寝てしまったら…。恐ろしいですね~。

③ワイン

実はビールよりも強い酸性なのがワインです。

P.Hはなんと3.3!ビールよりもさらに酸性が強いのです。

昼間は唾液の働きで口の中の酸も中和されるのですが、アルコール類は夜に飲むことが多いですよね。

ビール同様、夜にワインを飲んでそのまま寝てしまう…なんて生活を続けていたら、歯が溶けてしまうことも…。

④栄養ドリンク・スポーツドリンク

体に良いとされる成分が豊富な栄養・スポーツドリンクも、実は虫歯になりやすい飲み物なのです。

なぜならどちらも栄養成分とともに、たっぷりの砂糖や甘味料が含まれているからです。

例えば「オロナミンC」は1本(120㎖)あたり糖分20g(スティックコーヒーの約7本分)、「ポカリスウェット」は1本(500ml)あたり33.5g(スティックコーヒーの約10本分)です。

これを毎日飲んで、歯みがきもしなかったら…もうおわかりですよね。

虫歯予防の基礎知識③「虫歯の原因になる習慣とは?」

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歯に良くないものを食べ過ぎたり飲み過ぎたりすれば、虫歯ができやすいと言う事は私たちにも想像がつきますが、いつもなにげなく行っている習慣が実は虫歯を作る原因になっていることも。

そんな虫歯の原因になる習慣を知っておくことで、虫歯になることを避けられるかもかもしれません。

いくつかご紹介しましょう。

①キス

恋人同士や夫婦間、親子間など親しい間柄で行われるキス。

愛情表現でもあり、ちょっとした挨拶としても行っている人も多いのではないでしょうか。

特に赤ちゃんや小さいお子さんを持つパパやママは、可愛さのあまり何回もかわいい唇にチュッチュとキスをしてしまう…なんてこともよくあるでしょう。
(ペットのワンちゃんや猫ちゃんにもチュッチュとやってしまう人、多いですよね(笑))

でもこのキスが虫歯の原因になることを知っていましたか?

虫歯菌は唾液を通して感染しますから、キスをすることで虫歯菌が相手の口内へ移ってしまう、いわゆる「口内感染」の可能性があるのです。

特に乳幼児は、2歳ほどまでは虫歯菌が口の中に存在しないにも関わらず、親が何度もキスをしたり、食べ物を噛み砕いて与えることなどによって、唾液から親の虫歯菌が移り、虫歯になってしまう場合があります。

子供への愛情表現と思ってやっていたことが、子供の歯の健康を害することになるなんて、ショックですよね。

軽いキスならあまり問題は無いらしいのですが、ディープなキスは誰に対しても虫歯菌を増やす可能性があるので気をつけましょうね〜(笑)

②飲酒

さきほども説明しましたが、ビールやワインなどの酒類を飲んで、歯も磨かずに寝てしまうなんて生活を続けていると、虫歯を増やしてしまう可能性があります。

適度な量を飲むように心がけながら、お口のケアも忘れずに行うことを心がけましょうね。

③喫煙

タバコを吸い続けると虫歯になりやすくなるってご存知でしたか?

原因はタバコに含まれる「ニコチン」。

喫煙を続けると、体内のニコチン濃度が上昇して歯茎の血流が悪くなり、虫歯菌に対する免疫力が低下し虫歯になりやすくなるらしいのです。

しかも虫歯だけでなく、歯周病も促進させるそうで、最終的には歯を失ってしまうこともあります。

④食べ過ぎ

食べ過ぎにより、虫歯菌の栄養源である食べ物の成分が口の中に長時間あることで、虫歯菌の活動が活発になり虫歯になりやすくなるのですが、これは食べる量を控えて、歯磨きなどをしっかり行えば防げることです。

しかし、食べる量のコントロールが効かないような「心の病」による食べ過ぎ、いわゆる「過食症」になってしまうと解決が難しくなります。

過食の後に食べたものをすべて吐いてしまう「過食嘔吐」と呼ばれる症状まで進んでしまうと、吐くときに出る胃酸によって歯のエナメル質が溶けて虫歯が増えて、歯がボロボロになってしまう人もいるのです。

このような症状にならないためにも、普段から適度な量の食事を心がけましょう。

⑤授乳

母乳自体は虫歯の原因になることはありませんが、問題は母乳の「与え方」です。

唾液が少なくなる就寝前に時間をかけて母乳を与えると、赤ちゃんは虫歯になりやすいそうです。

夜寝かしつける時についついママはおっぱいを与えがちですが、赤ちゃんの歯の事を考えたら、控えた方が良さそうですね。

虫歯予防の基礎知識③「虫歯の原因になる歯の治療法とは?」

歯の治療

歯を治したり美しくするために行う治療法が虫歯の原因になってしまうこともあります。

虫歯の治療後にまた虫歯…なんてならないようにしたいですよね。

さっそくいくつかご紹介しましょう。

①歯列矯正

歯列を美しく整えるために行う「歯列矯正」。

その歯列矯正中は実は虫歯になりやすいと言われています。

なぜなら矯正装置と歯の隙間に食べかすなどが入り込み、なかなか取れずに虫歯になってしまうのです。

矯正前に正しいブラッシング方法や定期的なクリーニングをしっかり学ぶことが必要です。

②差し歯・ブリッジ

差し歯やブリッジなどの治療が、虫歯の原因になってしまうことがあります。

差し歯とは、虫歯などで歯を削ってしまった場合、その削った歯の上に被せる「被せ物の歯」のことです。

差し歯には銀歯やセラミックなどさまざまな種類がありますが、特に銀歯の中や下や、歯の根の間には食べかすなどが詰まりやすく、細菌が増えやすいと言われています。

ブリッジも同じく被せ物の歯ですが、被せる歯の両端の歯を使って「橋を渡すように」被せるのでブリッジと呼ばれています。

これもやはり、ブリッジと歯の根の間に食べかすがつまりやすいことから虫歯になりやすいと言われています。

③抜歯

虫歯や親知らずなどを抜いた後、周りの歯がその隙間を補おうとして、少しずつ斜めに倒れてきます。

その斜めになった歯の隙間の下に食べカスなどが入り込んで虫歯になってしまうことも…。

虫歯は国家の危機につながる!?国の虫歯予防への取り組み

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現在日本では、6月4日を「虫歯予防デー」と制定し、厚生労働省を中心として「歯の衛生週間」を設け、国を挙げての虫歯予防運動に取り組んでいます。

なぜこのように全国的に虫歯予防の啓発を行っているのでしょうか。

それは、虫歯が口の中のみならず、全身のありとあらゆる臓器に影響を及ぼす可能性があるからなのです。

虫歯菌は歯を虫歯にするほかにも、歯茎の血管に入り歯肉炎などを引き起こします。

その歯茎の血管から全身の血管に虫歯菌が侵入て他の臓器にまで達し、最悪の場合、脳梗塞や心不全などを引き起こす恐れがあると言われています。

このような重篤な疾患は国民の生命に関わりますし、労働力が失われるほかにも国家の医療費もかさんで社会全体の大きな損失となります。

ですから国を挙げて虫歯予防を行っているのです。

毎年6月4日~10日の歯の衛生週間には、全国から応募された虫歯の標語やポスターを表彰したり、保育園や幼稚園などの施設では、小さな子供たちにイラストや絵本を使って歯の磨き方などの指導が行われます。

また成人に対しては「80歳までに20本の歯を残そう!」というスローガンを基に「8020運動」と呼ばれる啓発運動も行われています。

このように虫歯予防は、今や「国家プロジェクト」として社会全体で取り組まれているのです。

あなたはキチンと磨けてる?虫歯予防には正しい歯磨きから

歯磨き

こんなこわ~い虫歯にならないためにも、まずは虫歯予防の基本中の基本である「正しい歯磨き」の仕方をしっかり把握することから始めましょう。

①歯ブラシの持ち方

歯ブラシの持ち方は正しい歯磨きの重要な一歩。

まるで棒を持つように歯ブラシをがっしりと握る人がいますが、これでは歯ブラシに力が入り過ぎて歯の表面や歯茎を傷つけてしまう恐れがあります。

歯ブラシを「ペンのように」持つと、自然と力を入れずに磨くことができます。

②一本一本の歯を意識して

歯ブラシを手にして、ただ何となく漫然と歯を磨いていては、効率的に汚れを落とすことはできません。

歯の一本一本を意識して、しっかり磨いていきましょう。

「まずは前歯、次は奥歯…」のように自分なりの順番を決めて磨くとよいですね。

③歯ブラシの当て方

歯ブラシは歯と歯茎の境目に斜め45度に当てます。

そして力を入れずに小刻みに動かして磨きます。

ここで大事なのは、歯ブラシを歯の表面ではなく「歯茎の上に乗せる」感じにすると、ブラシの先端が歯と歯茎のすき間に入りやすく、汚れが取れやすく効果的と言われています。

軽く振動させるように磨いていきます。

④奥歯は持ち方を変えて

奥歯は最も磨きにくく、磨き残しが多いところ。

奥歯を磨くときは、歯ブラシの柄を長めに持つなどして、奥歯の後ろまで届くように磨き、歯の隙間の汚れをしっかり取りましょう。

⑤補助グッズも使ってさらに汚れを除去

歯ブラシは歯と歯茎の汚れはしっかり取り除けますが、実は「歯と歯の間の汚れ」にはちょっと弱いのです。

そういう場合はデンタルフロスや歯間ブラシなどの補助グッズを使って、すっきり取り除きましょう。

⑥電動歯ブラシを使ってみる

もっとしっかり磨きたい人は「電動歯ブラシ」を使ってみることをおすすめします。

最近の電動歯ブラシはかなり性能がアップしており、磨きにくい歯と歯の間の汚れも、1分間に約5000回転するブラシで一気に取り除きます。

最近ではさらに高性能の「音波歯ブラシ」も人気です。

音波歯ブラシは1分間に約3~4万回高速回転しながら、音波振動によってブラシが届かない汚れまでも落としてしまうスグレものです。

もちろん、手による歯磨きでも十分効果があるとおっしゃる歯科医の先生も多いのですが、電動歯ブラシに興味のある方はぜひ一度試してみては?

ホントなら試したい!虫歯予防に効くと言われる「身近なもの」を徹底検証!

蜂蜜とお茶

実は歯磨きの他にも、市販されている食材や薬など「身近にあるもの」で簡単にできる虫歯予防ができるとウワサされているものがあるのです!

「虫歯対策に一番効果的!」と話題のものや、簡単に虫歯予防できちゃうスグレものなど、たくさんあるんですよ。

今回はそれらを徹底検証しちゃいます!知恵袋としてぜひ参考にしてくださいね。

①お茶(緑茶)

お茶が虫歯にいいという話はよく聞きますが、本当でしょうか?お茶の中でも特に緑茶がその効果が高いと言われています。

緑茶には「カテキン」がたっぷり含まれていますが、このカテキンが虫歯予防に効くらしいのです。

カテキンは虫歯の原因であるミュータンス菌の増殖を抑え、同時に歯垢がたまるのも防いでくれます。

食後に緑茶を飲むことは、食後の一服だけでなく、効果的な虫歯予防にもなっていたんですね。

②うがい薬

うがい薬には殺菌作用があるから、口の中の虫歯菌の増殖も防いでくれるかも…ということで「うがい薬が虫歯予防になる」というまことしやかなウワサがありますが、実際のところどうなのでしょうか。

どうやらうがい薬の成分によってその効果は異なるようです。

アメリカで人気のうがい薬にウェルテックの「Con Cool F(コンクールF・100㎖/1050円)」というものがありますが、この製品は虫歯予防効果があると多くの歯科医師が指摘しています。

虫歯や歯肉炎の発生や進行の予防効果が高く、また口臭予防にもかなりの効果を発揮するそうです。

現在ドラッグストアなどでは販売しておらず、歯科医院だけでの販売だそうです。

それでは日本でもおなじみのイソジンの「イソジンうがい薬(250㎖/1844円)」はどうでしょうか?

イソジンにも殺菌作用はありますが、どうやらミュータンス菌を殺菌する効果は薄いと言われています。

イソジンの殺菌成分である「ポピヨンヨード」にはミュータンス菌が張り巡らすバイオフィルムを分解する効果はないそうなのです。

う~ん、残念!結論として「すべてのうがい薬が虫歯予防になる」とは言えないようですね。

③洗口液(マウスウォッシュ・デンタルリンス)

それではマウスウォッシュやデンタルリンスは虫歯予防になるのでしょうか?

これらの洗口液は口臭予防に効果的なイメージですが、最近は虫歯予防、歯周病予防に高い効果を発揮するものも多いようです。

口の中を洗口液でコーティングすることにより、虫歯菌の増殖を抑え、殺菌します。

ジョンソンエンドジョンソンの「リステリン(1000㎖/689円)」やアース製薬の「モンダミン(1080㎖/719円)」などが日本では人気ですね。

しかし、マウスウォッシュはあくまで「歯磨きをした後」に使うものですから、マウスウォッシュだけでは虫歯予防は効果は薄いでしょう。

歯磨きとセットで初めて虫歯予防に効果を発揮すると言えます。

④口臭スプレー、口臭タブレット

口の臭い対策として、スプレータイプやタブレットタイプの口臭ケアグッズを使う人が最近増えていますが、これらが虫歯予防に効くとのうわさがあります。

確かに、口臭グッズの中には口臭の他にも歯周病対策にも対応したものも増えていますので、このような成分が含まれた口臭グッズは虫歯予防に一定の効果があると言えますが、やはり口臭効果を上回る虫歯予防効果は期待はできないでしょう。

⑤はちみつ

はちみつの主成分は果糖で、お菓子などに使われるショ糖よりも甘さも控えめで、ミュータンス菌に分解されにくい性質を持ちます。

ですから、砂糖をはちみつに変えることで虫歯を予防することができると言えます。しかしこれはあくまでショ糖と比べて場合の話です。

はちみつの果糖も砂糖の仲間ですから、取り過ぎればやはり虫歯の原因になりますので注意して下さい。

⑥チーズ

チーズに虫歯予防の働きがあるという研究結果が最近アメリカで発表されました。

12歳から15歳までの68人の子供を3つのグループに分け、それぞれチーズ、ヨーグルト、牛乳を食べた後に口内のP.H値を測定すると、チーズを食べたグループの子供の口内だけがアルカリ性が強まる結果になったそうです。

歯は酸性に弱く、口内がアルカリ性になるほど、歯にとって良い環境と言えます。

またチーズには唾液を促進する働きがあるので、虫歯菌の増殖を抑える働きもあります。

チーズには一定の虫歯予防がありそうですね!しかし食べ過ぎには注意して下さい。

⑦ブラックコーヒー

コーヒーのポリフェノールには、虫歯菌のバイオフィルムを分解する効果があると言われています。

しかし飲み過ぎると今度はコーヒー酸によって口内が酸性に…。適量であれば一定の虫歯予防効果はありそうですね。

⑧重曹

重曹を水に溶かしてうがいをすると虫歯予防になると言われています。

これは重曹を水に溶かしたときに出来る「炭酸水素イオン」という物質が口内の酸を中和して、虫歯をできにくくしてくれるそうなんです。

重曹で歯磨きをしたり、うがいをすると虫歯予防に一定の効果が期待できそうです。

しかし重曹は研磨効果が高いので磨きすぎると歯の表面を傷つける恐れがありますし、塩分も強いですからくれぐれも適量を心がけて使用して下さい。

⑨野菜

野菜中心の食事は食物繊維が豊富です。食物繊維は当然ながら繊維質ですので、よく噛むことが必要になります。

よく噛むことで口内の食べかすを取り除き、同時に唾液の分泌も促しますので虫歯菌の増殖を防ぐことができます。

やわらかい肉食中心の食事に比べれば、一定の虫歯予防効果を期待できるでしょう。

⑩サプリメント

虫歯を予防するには、食物繊維など歯に良いとされる食品を普段の食事に取り入れるのが一番ですが、忙しい毎日を送る現代人にとっては案外むずかしいもの。

でもサプリメントなら簡単にそれらの成分を取ることができます。

体にも良い上に虫歯予防もできて一石二鳥ですよね。

いつものお口のケアと合わせて補助的に利用するのであればある程度の効果は期待できるのかもしれません。

知りたい!歯医者さんが行っている最新の虫歯予防の方法とは?

歯医者

身近なものを使っての虫歯予防もいいですが、最新の虫歯予防の方法もやっぱり知りたいですよね!

現在開発中の夢のような予防方法もあわせてご紹介しましょう。

①シーラント

今話題の虫歯予防といえば「シーラント」と呼ばれる方法です。

子供の永久歯を虫歯から守るためには最適の方法と言えそうです。

生えたての永久歯を磨き残しによる虫歯から守るために、奥歯や前歯の溝にプラスチック樹脂の一種を埋めて、虫歯を予防する方法です。

レジンと呼ばれるプラスチックの白い詰め物を歯の溝に詰めて、食べかすが溜まったり、磨き残しを防ぎます。

詰め物の下に汚れが溜まることはありません。(定期的にメンテナンスは必要)。

②マウスピース

マウスピースを使っての虫歯予防も最近広まりつつあります。

歯科で自分の歯型を取ってマウスピースを作り、そこに薬剤を入れて装着することで虫歯を予防する方法です。

長時間薬剤が口の中に停滞するので、効率的に虫歯予防ができます。

しかし、現在保険適用外ですので、値段が高いのが難点です。

平均して数千~数万円ほどかかるそうですよ。

③レーザー治療

最新の歯科治療には「痛みや不快感の少ない」治療を目指してレーザー治療が取り入れられています。

治療の他にも、虫歯予防としても高い効果をあげています。

虫歯になりやすい、またはなりかけの箇所にレーザーを照射し、歯の酸に対する耐性を高め、虫歯を予防します。

④ワクチン・抗生物質

まだ研究段階ですが、なんと今「虫歯予防ワクチン」や「虫歯菌抗生物質」を作って、それらを接種することで虫歯を予防しようという開発が行われています。

インフルエンザワクチンのように、微量の虫歯菌を体内に入れてその抗体を作り、虫歯を予防しようというのです。

夢がありますよね!

早い実現を期待したいと思います。

虫歯予防にはコレ!今話題の4つのおすすめ予防アイテム

さまざまな虫歯予防方法をご紹介してきましたが、今、特にその効果や手軽さに注目が集まっている話題の虫歯予防アイテムがあります。

その中の特におすすめのアイテム4つご紹介したいと思います。

虫歯予防にはコレ!①乳酸菌

「乳酸菌が虫歯予防?」と思った人もいるかもしれませんね。

でも、今乳酸菌が虫歯予防アイテムとしてとっても注目されているのです!

乳酸菌は口の中で乳酸を作り出します。この乳酸が虫歯菌の繁殖を抑え、虫歯予防をしてくれるというのです。

歯磨きの後に、乳酸菌の豊富な「ヨーグルト(無糖)」を使って仕上げ磨きをするととっても効果的と言われています。

簡単だし、お手軽ですよね。(ただし、あくまで普段の歯磨きの補助的役割として行うのが理想です。)

虫歯予防にはコレ!②ミネラル成分入り歯磨き粉

 
歯磨き粉はいろいろなタイプがありますが、中でも最近注目されているのが「ミネラル成分入り歯磨き粉」。

歯の中のカルシウムやリンなどのミネラル成分は、実は食事のたびに溶け出してしまうのです。

これを「脱灰」といいます。

しかし唾液によって再石灰化されるのですが、唾液の量などが少なかったり、歯を良く磨かなかったりするとどんどん脱灰が進んでしまうのです。

これを防ぐのがミネラル成分入り歯磨き粉。失われた歯のミネラル成分を補充し、再石灰化を促進する働きがあります。

これにより虫歯菌の侵入を防ぎ、虫歯予防が期待できるというわけなのです。

「ハイドロキシアパタイト」や「CPP-ACP(リカルデント)」などの表示がある歯磨き粉がミネラル成分入りのものです。

>おすすめの歯磨き粉は、ブリアンです。

虫歯予防にはコレ!③ガム

虫歯予防ガムと言えば「キシリトールガム」。

キシリトールとは天然の甘味料で、砂糖でありながら口の中で酸を全く作らず、唾液の分泌を促進して口腔内を中性に保ってくれることから、フィンランドをはじめ北欧諸国などで実験が進み、虫歯予防に効果があるとして今や世界中でガムやタブレットとして販売されています。

しかし、今やそのキシリトールガムの他にも「フッ素」が配合されたガムも発売され、その効果はさらに進化を続けています。

歯に良い成分のたっぷり入ったガムを「よく噛む」ことで、唾液分泌も促進されるし、何より噛むだけなので超簡単!

コスパもいいし、虫歯予防の中でも最強かも!?

特におすすめなのが江崎グリコの「POs-Ca F(ポスカ・エフ・100g/750円)」。

水溶性カルシウムとフッ素成分が配合され、多くの歯医者さんもイチオシする歯科専用ガムです。

興味のある方はぜひお試しを!

虫歯にはコレ!④フッ素

フッ素は、歯の再石灰化を促し、歯から失われるミネラル成分を吸収しますので、虫歯予防になると言われています。

またフッ素は歯のエナメル質と結びつくことによって「フルオロアパタイト」と呼ばれる硬い結晶となり、歯を強くします。

これにより虫歯菌の発生を防ぐと言われています。

フッ素入り歯磨き粉も多くありますが、歯磨き粉は口をゆすいだ時にフッ素が流れてしまいます。

そこでおすすめなのが「ジェルタイプ」や「スプレータイプ」。

歯磨き後に使うことで長い時間口の中にとどまりますので、より高い虫歯予防効果が期待できます。

おすすめはクリニカの「クリニカアドバンテージ デンタルジェル (60g/430円)」。

独自処方のジェルが歯の表面をしっかりコーティングして長時間フッ素がしっかりとどまります。

まとめ

  1. 虫歯になりやすい年齢ってあるの?
  2. 虫歯にダントツなりやすいのはやっぱり「アノ」食べ物だった!
  3. 実はあれも!?虫歯になりやすい「みんなが大好きな飲み物」とは?
  4. キスで虫歯に!?やっちゃいけない虫歯の原因になる意外な習慣
  5. ホントに虫歯予防できるの?おうちにある「アレ」を使って虫歯菌とさよなら!
  6. ワクチンで虫歯予防!?最新の虫歯予防方法をご紹介
  7. 簡単、お手軽、しかも効果的!話題の虫歯予防アイテム4つをご紹介

いかがでしたか?

虫歯予防に効果的なさまざまな方法やアイテムについて見てきましたが、おわかりいただけたでしょうか?

虫歯は万病の元であり、これを放置しておくと社会的損失が甚大であるという観点から、現在日本では国を挙げて虫歯予防の啓発に取り組んでいます。

また身近な食品や最新の予防方法、そして今話題の予防方法など数多くの虫歯予防に対する対策があり、虫歯予防に対する社会全体の関心の高さが伝わってきました。

これらの方法や対策をうまく取り入れつつ、虫歯にならないための生活習慣作りが虫歯予防にとって最も大切であることを実感しました。

健康な体は健康な歯から、といっても過言ではありません。

年をとっても健康な歯で毎日の生活を楽しめるように、今から虫歯予防に真剣に取り組んでいきたいと思います。

みなさんもぜひ参考にして下さいね。

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